COLUMN

矯正治療における経過観察の重要性について。

  1. HOME>
  2. 医院コラム>
  3. 医院コラム>
  4. 矯正治療における経過観察の重要性について。

当院においては経過観察をとても重要視しています。
なぜならば、多くの症例を治療してきた経験上、成長過程における、乳歯から永久歯への交換、顎顔面の骨の成長が、生体にとってかなりダイナミックな変化であることを知っているからです。

経過観察の過程の中で当初の予測よりも良い方向へと変化していく場合もあります。
例えば7歳くらいの時にはあきらかに重度の叢生症例(がたがたが非常に大きい)になるであろうと予測された症例においても、予測よりはるかに叢生(がたがた)の程度が低くなる場合もあるのです。
つまり、矯正治療において、過度の予測はほとんど意味がないという事です。

矯正治療にまず大切なのは、充分な経過観察をすることです。
そのことによってはじめて、不正の程度を正確に把握することができ、治療のゴールを設定することができるようになるのです。


(雨宮湘南矯正歯科 院長)

医院長のプロフィール >>